先日ひさしぶりに
金縛りにあった。
起きてから何気なく日付を見たら愛犬の命日だった。
ちょっと懐かしくなったんでいろいろ思ったことを書いてみる。
すごく痛いこと書いてるので隠し。
何だ、お前また福岡まで遊びに来てたのか……
それとも心配してくれてたんだろうか。
多少落ち込むこともあるが、それなりに楽しくやってるよ。
最初に夢の中に出てきた時に、「心配するな」と言いたげだったよね。
次に会ったときの私は、慣れない接客のストレスと将来の不安で、帰宅しては飲んだくれたり、薬飲まないと寝られなかったりボロボロだったと思うよ。
深夜にトラックの前に飛び出しそうになる衝動を抑え続けて、我ながらボロボロになってた。
あの時見た夢でお前が助けてくれたから、たぶん私は今こうして生きてそれなりに楽しくしてるんだろうなあ。
海に引きずりこまれる夢だよ。
たぶんあの海は私自身の不安の塊の象徴で、あれに飲まれていればたぶん私は死んでたんじゃないかな。
私を助けて、私を海に引きずり込んだものをお前を連れてきた人に渡して、お前もその人と一緒に行ってしまったね。
たぶん今もすごく心配をかけてると思う。
お前が死んでから何かにつけて落ち込んでばかりいたしね。
もう大丈夫だ。
たまに泣きたくなるときもあるけど、いつまでもお前に頼るわけにもいかないもんな。
もし虹の橋とやらがあるのならば、私の寿命が尽きて向こうに行くことになったときはそこまで会いに行くよ。
お前の主人はお父さんだし、私自身はそろそろ愛想をつかされていそうだけど、一目だけでも会えたらと思ってる。
そのときは顔くらいは見せてよ。